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マイクロプラスチック回収実験.png

マイクロプラスチックによって海洋生物の生態系の破壊が人体への悪影響が懸念され社会問題となっています。

日本財団ジャーナルによると毎年少なくとも800万トンに及ぶ量が新たに流出し、そのうち2〜6万トンが日本から発生したものだと推計されています。

こんな中、私たちはマイクロプラスティックゴミの削減を目的に、多くの方にマイクロプラスチックについて知っていただくために、「海を守る。砂浜のマイクロプラスチック回収実験プロジェクト」を実施しています。

プロジェクトの目的

①現在の茅ヶ崎海岸におけるマイクロプラスッチクの汚染実態を把握する。 

②砂浜に紛れるマイクロプラスッチクの、効率的に回収する方法を検証する。

③一般市民の方々と地元企業とのコラボレーションで、これらの保護活動を行い、海を守る砂浜を守る心を共有する。

④行政の方々とも連携し、意識の共有を行いこれらの早期軽減に繋げたい。

 

以上のような意図をもって、昨年よりこの活動を開始しました。

活動内容

2021年は以下の回収実験を行いました。

 第1回 2021.425  雄三通り下海岸

 第2回 2021.5.16 ヘッドランド海岸

 第3回 2021.7.25 ヘッドランド海岸

開催に当たっては一般の方々の参加に加え、茅ヶ崎市の地元建設会社である亀井工業株式会社殿の全面的なご協力いただき、ブルドーザー等の大型重機を使用し砂浜からマイクロプラスチック回収を実施しました。

マイクロプラスチック集合写真.jpg

2021年活動報告

今回の砂浜に紛れるマイクロプラスッチク回収実験プロジェクトでに多くの方々の参加があり、茅ヶ崎ヘッドランド周辺の砂浜に紛れるプラスッチク類の多さに驚いていました。

お子さん達はアート作品作りも行い、これらの再利用の可能性も感じて頂きました。この様にマイクロプラスッチク問題を意識するきっかけとしては大変有意義な活動となりました。

 

ヘッドランド海岸は特に異常な量のプラスッチクが砂浜に紛れています。マイクロプラスッチク類は普段のビーチクリーン活動で効率よく回収することは困難です。

今回実験的に行った大型重機による砂の押し出しを行い回収することが無ければ、減らすことはできません。今回の大型重機の投入だけでは足りないほどのプラスッチク類がまだまだ砂浜に莫大に紛れていることがわかりました。

莫大なプラスッチク片を砂浜から減らすには、定期的にこのような大規模な回収方法を、積極的に行うことが不可欠です。また、河川に入り込むプラスッチク類を止める為に、

発生源を突き止め流入させないルール作りをしなければ、解決にはつながりません。

 

私たちはこれからのこれらの活動を継続して行ってまいります。

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​第1回 2021年4月25日

雄三通り下海岸正面の約100メートル幅の砂浜の表層を重機4台が引き潮に合わせて、波打ち際に押し出し上げ潮に合わせてサーファーが海に入り、砂を掻き出し海に浮き上がったプラスッチクを‥‥ 続きはこちら

03_ユンボで砂の移動(協力:亀井工業株式会社)す.jpg

第2回 2021年5月16日

コロナ禍の為、一般参加は行わず、重機3台が引き潮に合わせて海岸約100メートルの表層の砂を波打ち際までその幅のまま押し出し、自然な波の力に砂に紛れたプラスッチクの洗い出しをまかせ‥   続きはこちら

デッキでの活動.JPG

​第3回 2021年7月25日

あめんぼビーチクラブ様のご協力によりアウトリガーカヌーによる海上での回収

活動、及び一般参加約150名が参加してプラスッチク類の回収作業を行いました。

回収したマイクロ    続きはこちら

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